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市民による市民のための生協解説&リンク集

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生協発祥の地はイギリス!

世界最初の生協は、イギリスの「ロッチデール公正先駆者組合」。
現在は博物館だそうです。



産業革命後のイギリス

世界史の復習になりますが、ご存知の通り19世紀に入り、産業革命を経過することによってイギリス資本主義は機械制大工業の生産力を基盤に「世界の工場」としての地位を確立していました。

しかしその過程で、多数の小生産者の没落による深刻な失業と貧困といった社会問題も生じさせていました。イギリスの協同組合運動は、そういった社会状況のなかから労働組合や社会主義運動とともに起こります。

1840年代、ランカシャという地方の綿紡地帯ロッチデールでも労働者は貧困にあえいでいました。そのような状況のなか、オウエンの協同組合思想の影響を受けていたフランネル織物工委員会が、「ロッチデール公正先駆者組合」(Rochdale Pioneers Co-operative)を開設します。


28人の労働者によって1844年12月トード街に誕生した組合店舗は、商品は小麦粉、バター、砂糖、オートミールの4品目のみ、開店時間も月曜と土曜の晩だけという小規模なものでしたが、この先駆者組合の発展はめざましく、1844年から1855年の間に組合員数50倍、基金総額約400倍にも増大しました。

1850年には協同穀物製粉所を開設します。翌51年には、店舗を毎日開店することになりました。さらに1854年には「ロッチデール生産協同組合」を設立。1867年には、1400人収容の会議室や蔵書数12000冊の図書室も持つ中央店舗(Central stores)が建設されました。

これが世界の生協の黎明です。



世界各地にある生協

生協団体は今や世界中のさまざまな国に存在し、日本と同様に「COOP」です。
へぇ~じゃないですか!?


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