生協(コープ・COOP)宅配比較なら

市民による市民のための生協解説&リンク集

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そもそも生協とは何なのでしょうか

「生協」(=生活協同組合、コープ、coop) とは、

「一般市民が、生活レベルの向上を目的に各種事業を行うために結成された組合組織」

で、農業協同組合や漁業協同組合、森林組合、事業協同組合などと並ぶ「協同組合」の1つです。生協のことを「コープ」ともいいますが、これは英語の「Co-operative Society」の最初の4文字からきています。

日本国内には、地域生協、職域生協、学校生協、大学生協、医療生協、共済生協など約500のさまざまなタイプの生協があり、当サイトでは、食料品や日用品の宅配事業を行っている生協のみを取り上げています。



生協の運営方法

生協がどのようなシステムで運営されているかというとー

組合員は、生協を利用できるのはもちろん、運営にも参加できる(実感がない方がほとんどだと思うのですが、法的には運営に参加することは義務)という点が一般の小売店と異なります。

消費者である組合員自身が発注したり、組合員自身が欲している商品を開発するという仕組みになっています。(消費者自身が真剣に立ち上がらないといけなかった半世紀前の日本と比べると、現代の日本では、ほとんどの方は「普通のお客さん」的な存在になっている感があります。ですが、仕組み的にはこのような運営がなされています。)


生協の安全性を担保するもの

なぜこのようなシステムで安全性が担保されるかというと・・・

例えば、ファストフード店での劣悪な原料肉のニュースなどまだ記憶におありかと思いますが、一般的な市場原理のもとで製造される加工食品は、出来る限り安いお肉を仕入れて、硝酸塩で発色させたり、着色料で着色したり、化学調味料で濃い味をつけてごまかしたり、でんぷんや卵たんぱくや水分などを注入して体積をかさ増ししたりして、低コストなナゲットやハム、ソーセージを作るという方向に行ってしまいがちです。

法律の範囲内で、最大限の利益を上げることが求められます(法律で認められている食品添加物は結構多いですし)。

そうすると、おのずと、「自分は食べたくないが、利益率が高い」商品が生まれる構造になってしまっています。

しかし生協では、消費する自分をごまかすための添加物は必要ないわけです。(各生協団体間に基準の差はあります。)


全国にたくさんの生協団体があり、規模や雰囲気はさまざまです

自分も運営に参加できるという点は、今の時代の生協ではなかなか実感する機会は少ないかもしれませんが、多くの生協で農作物の産地を訪れたり、商品開発会や試食会などの取り組みが開催されています。

地域密着型の団体であればあるほど、あるいはご自分の「関わりたい」という意識次第で、自分自身が生協の組合員であるという実感は非常に濃く感じられると思います。

どの生協が良い悪いではなく、ご自分の嗜好や世界観にしっくりくる団体を選んでくださいね!(感じ方には個人差があります)


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